来たる3月15日から第32回アートギャッベ展がはじまります!!
アートギャッベ展、今回で32回目です!!
今では全国各地のいろんなお店でギャッベ絨毯を扱っていて、ギャッベを見たことある方や知っている方もたくさんおられると思います。
ただ一言でギャッベと言っても、ピュアスタイルで扱っているギャッベは『アートギャッベ』なんです。
今日は、この『アートギャッベ』って何ぞや?ってところを改めてご紹介したいと思います。
もともとギャッベというのは、南ペルシア(イランの南西部)の山岳地帯に住む遊牧民(カシュガイ族)が自分たちのテントの中の床(硬い大地)に敷く毛足の長い絨毯のことで、生活道具として代々受け継がれてきたものです。


自分たちが育てた羊の毛を刈って、糸を紡ぎ、自生している草木で糸を染め上げ、手織りで織り上げる。すべてが1点ものの絨毯。これがギャッベ。

そして、ギャッベを語る上で欠かせないのが「ゾランヴァリ」!

ゾランヴァリさんは、この遊牧民の絨毯の独創的なデザインや受け継がれてきた織りの技術を世界に広げた第一人者です。

⇧真ん中がゾランヴァリさん。左が奥様です。

⇧左が息子のハミッドさん。現在はハミッドさんが会社を受け継がれています。
ゾランヴァリさんはこの素晴らしい魅力あるギャッベを残していくために、上質な羊毛を使用した手紬の毛糸を自社で草木で染め上げ(本当は化学染料を使った方が楽に均一に染まるのですが、それは伝統を守るために草木にこだわっています。)、その糸を提供し優れた織り子さんたちに織ってもらう。
そして織りあがったギャッベの細かい仕上げを職人さんが工房で請け負っています。さらに遊牧生活から定住化が進んできたカシュガイ族のために、識字教育や学校や仕事の斡旋など、支援をして、織り子さんが安心してギャッベを織れる環境を整えてきました。
その地道な取り組みが実を結び、世界の優れた絨毯・カーペットに贈られるカーペットオスカー賞にも選ばれていたり、ここまでこだわった絨毯だからこそゾランヴァリギャッベは、ギャッベの中で唯一、繊維の安心・安全の世界基準である「エコテックス」に認証されています。


だからこそ「ゾランヴァリ」のギャッベは、数あるギャッベ絨毯のなかでも本当に自信をもっておススメできる絨毯なんです!
そこから本題の『アートギャッベ』とはですが、
2002年から新潟にあるBDコーポレーションの専門選定人がゾランヴァリ工房で実際に選定してきたギャッベのことを『アートギャッベ』と呼びます。
ゾランヴァリギャッベは最高品質のものばかりですが、そこからアートギャッベの選定人は日本人の心に響くデザインを見極め、そしてより細かな仕上げのチェックをしています。

なぜなら、私たち日本人の生活は靴を脱いで床の上で生活をする。肌で直接触れるものだからこそ、よりみなさまに快適にお使いいただけるギャッベを選定しています。
ピュアスタイルは16年前の第1回のイベントからずーっと『アートギャッベ展』です!!
これはピュアスタイルのこだわりです。
いろんなこだわりが詰まったアートギャッベの魅力を、これからもみなさまにお伝えしていくべく尽力していきたいと思います!!


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