第29回アートギャッベ展☆ブログリレー2日目

こんにちは。本日は改めてアートギャッベの歴史について、お話したいと思います。

アートギャッベって何?見たことや聞いたことはあるけど、どんなものなの?と思っている方もいっらしゃるのではないでしょうか。ギャッベといっても沢山あります。そんな中でも、当店ではアートギャッベと呼びゾランバリ社の100%草木染め上質なギャッベの中から、日本の住宅に合わせて厳選されたものを取り扱っております。

⇧ゾランヴァリ社のロゴがこちら

アートギャッベとは、イラン南西部シラーズ地方に生活する遊牧民カシュガイ族の織り子さんが

すべて天然素材と手作業で織り上げたアート作品のような絨毯です。

夏も冬も気持ちが良く、織り子さんひとりひとりの感性が表現されている一点ものじゅうたんになります。

黄色を基調とした鮮やかな横向きでも縦向きでも使える一枚
草木や大地が描かれた風景画のような一枚

イラン高原の南西にあるザグロス山脈周辺で生活していた遊牧民たちは暑さ・寒さをしのぎ

快適に暮らすための生活道具として、ギャッベを代々受け継いできました。

カシュガイ族の女性は結婚が決まると二枚のギャッベを織り上げ、嫁入り道具として持参します。

遊牧民の生活環境では自然相手で危険も多い為、こどもはギャッベを織るお母さんの近くで遊びます。

遊びの延長のような感覚で自然と織り方を学び始めるといわれています。男性は放牧へ、女性は織り、その他は共同作業で家族の結束を高めるんですね。

近年は遊牧民としていろいろな場所を移動し、その過程で定住化している家族が増えているみたいです。

ゾランヴァリ社と契約を交わして、遊牧民の女性はそれぞれの家庭内で自由な時間を利用して製作しています。

昔に比べるとデザインも変わってきてるね~というお声もいただきますが、歴史ものその背景にありそうですよね!

第29回アートギャッベ展は9月16日㈯~24日㈰まで開催します。

ぜひぜひ皆様のご来店お待ちしております。アートを楽しむ感覚でお気軽に来てくださいね♪

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