大津市 O様

最初は妻が栗原はるみさんの「harumi」という雑誌を見ていて、こんな絨毯があるらしいと教えてくれました。
マンションをリフォームした時に床を無垢材にしました。
冬でも裸足で歩き回れてあたたかみのある、天然素材の良さに気づきました。
無垢材の床に合い、この床を隠さない程度のサイズでソファの前に敷く絨毯を探していました。
その雑誌に書いてあったギャッベの紹介文が、「夏でも冬でもサラッと使い心地の良い…」という
なんとも魅力的な謳い文句で、妻が「実物を一度でいいから見て、触ってみたい」と言い、
インターネットで調べて、滋賀県にあるやんか!と、PureStyleさんに行きつきました。

もう絶対見るだけやからな!と念を押して二人で見に行ってみたところ、
実物を見て「うわー!なんやこれ!」と感動。文様もかわいくて色味も優しくて、これは欲しいなあ~と…一目見て、
この絨毯なら無垢の床とも相性がよさそうで、お互いの良さを引き立ててくれるんじゃないかと思いました。

店員さんに一生懸命説明してもらい、家のソファに近い形のソファの前に敷いてみてもらったりして
イメージを膨らませていきました。最終、赤色の縁のパッチワークで少し小さめのものか、
この緑色のギャッベかで悩み、僕が「うちにはこれや!」と言い緑色を選択。妻は最初「緑は絶対なし。」と
言っていましたが、ラクダや鹿がいて、木がある文様にだんだんと惹かれていきました。
文様の大きさが揃っていないところもかわいいです。

正直初めて値段を見たときはびっくりでした。手織りでウールでとなるとこのぐらいするのか…と。
これまで絨毯にお金をかけたりこだわったことが無かったので余計に驚きました。

僕は、ものづくりの仕事をしているのもあって、
このギャッベを織っている織子さんへの賃金について
少し気になってしまい、店員さんに質問しまくりでした。
不等な理由で高いなら絶対買わないと思っていました。
でも実際はそんなことはなくて、シリアルナンバーで管理されていて
織子さんにもしっかり賃金が渡るようになっていますよ!と
熱く語られ、納得。色の無い世界で、色に憧れて、
一つの文様にまで願いを込めて一生懸命に織っている方に
ちゃんとお金が支払われるなら!と決断しました。
これを織ってくれてありがとう!という気持ちで…

実際決めて部屋に敷くとなんとまあぴったり!このサイズ感も床を邪魔しない、
マンションには丁度良い大きさでした。「ほらやっぱり緑やったやんか~」と話していました(笑)

使ってみると本当に良いものだというのが分かります。踏み心地、触り心地、あと汚れにも強くて助かっています。
一番きつかった汚れはミキプルーンの原液を妻がこぼした時…
横着なもので、汚れてもまあそういうときもあるよねとしばらく放置してしまいました。
店員さんにチラーっと聞いてみると、「落ちると思いますよ!」と言われたため、
教えてもらった方法で汚れが落ちるかチャレンジ!

まずは普通の濡れたタオルで拭いてみると、結構落ちるもので、タオルに汚れが移って
「おお!落ちてるやん!」となりました。が、完璧には落ちず。
なので、すこーしだけ洗濯用の洗剤をつけてぽんぽんとたたいてみると、ごっそり綺麗になりました。
今ではどこにその汚れがあったかわからないほどです。すごい!!と改めて感動しました。

あとはペットのおしっこ…うちはうさぎを飼っていますが、気持ちが良いのか臭い付けで粗相されまくりでした。
汚れても落ちるし、粗相の匂いも残らなかったし、ギャッベはすごい!とはなるのですが、
さすがに高かったものだから「やめて~…」と言ってしまいます(笑)でもそういう、
汚れに強くて耐久性があるところを見ると、とても実用的なものだと感じます。

他の絨毯よりなぜギャッベが良かったかというと、やっぱり機械で作るものと手で作るものって全然違うし、
自分が求めているものはこれだと思ったから。このゾランヴァリ社のギャッベを一度見たら、
他の絨毯がは目に入らなくなりました。ゾランヴァリ社のギャッベであるという保証がされているのも、
なんだか安心感があって良いです。あとは何よりもパッと見た時に本物が醸し出すこの雰囲気!
一番の魅力だと思います。一目見ただけでその物の価値が分かるほどの雰囲気があります。
僕的には、そこにプラスアルファーで技術や実用性がついてくるような感じがしました。

このギャッベを買った後に、PureStyleさんでストレスレスチェアも買ったのですが、
これもまた意外とギャッベと相性がいいんですよ。これも妻がお店からのダイレクトメールで知り、
僕に教えてくれました。その時腰の状態が良くなかった妻は、「ストレスレスチェアやで?
ストレスがない椅子やで!?」と座ったこともないけれど憧れていました。
「でも行ったら買ってまうやん…」と嫌がる妻を連れ、お店に行って実物に座ってみてこれもまた「おお~!」と感動…
くつろぐ椅子の最上級みたいな感じです。ギャッベの前にこれ置いて…と想像を膨らませて、2脚購入。
本革の柔らかい雰囲気と触り心地はギャッベにも似たものを感じます。

その後さらにイージーチェアも購入しました。これもストレスレスに合わせて、思い切って本革に。
白色って汚れとか気にしがちですが、それもまた味だと思いますし、この優しい色合いが大変気に入っています。
サイズ感も丁度良くてギャッベの上にぴったり納まるし、ちょっと朝ごはんやおやつを食べるときにとか、
テレビを見たい時はここが一番落ち着きます。このギャッベの素朴さと本革のほどよい緩さに大満足です。

昔からの伝統だったり技術のものって、何年も何十年も使うことでどんどん良さが増してくるんだと思います。
これはへたれて使えなくなることもないし、なにより飽きも全然来ないですし!他国の文化のものではあるけれど、
日本の住宅に置いていても異質な感じもなく、エキゾチックすぎないこの素朴さも良いところ。
普遍的で、自然なこの表現が気に入っています。
使い始めて約6年。これからもっともっと味が出てくると思うと楽しみですし、
さらに時間がたって、自分の子供に、さらに孫に…と受け継がれていくのも楽しみです。
このギャッベに出会って、買うことができて良かったです!

O様 ありがとうございます

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